更年期を心も身体も元気に過ごすヒント  福山市新屋カイロプラクティック

更年期のお悩み、一人で抱え込まないで

更年期は、全ての女性に訪れる自然な体の変化の時期です。この時期に感じる体の不調や心のつらさは『更年期症状』と呼ばれ、もし日常生活に困るほどつらい場合は、病院で診てもらうことが大切です。でもそのつらさを一人で抱え込む必要はありません。正しい知識と、自分でできるケア、そして必要な時には専門家の力を借りることで、つらい時期を乗り越え、自分らしく輝くことができます。

新屋カイロプラクティックでは、更年期で辛い思いをしている方が、前向きに毎日を過ごせるように、体のバランスを調えるお手伝いをしています。

更年期っていつから?どんな変化があるの?

更年期は、女性が閉経(生理が終わること)を迎える前後の10年間を指します。この時期に、体や心に大きな変化が起こりやすいんです。この変化は、女性ホルモンが大きく変動することで起こります。

更年期の期間とは

一般的に、更年期は45歳くらいから始まり、閉経を挟んで前後5年、合計で10年間を指します。

多くの日本人女性は50〜51歳くらいで閉経を迎えるので、45歳から55歳くらいが一般的な更年期の期間と考えられています。閉経は、最後に生理が来てから1年以上生理がない状態を指します。

更年期が始まる時期や期間は人それぞれで、30代後半から体の変化を感じはじめる人もいれば、50代後半まで生理がある人もいます。体に不調を感じるかどうかに関わらず、更年期は全ての女性に起こる自然な変化なのです。

女性ホルモンの変化が体にもたらすサイン

更年期の主な原因は、卵巣の働きが弱まり、女性ホルモン(特にエストロゲンというホルモン)が急激に減ってしまうことです。エストロゲンは18〜40歳くらいが一番多く、40歳くらいから減り始め、閉経の前後でガクンと減り閉経するとほとんど無くなってしまいます。

このエストロゲンの減少は、体温の調整や自分で意識しなくても働く自律神経のバランス調整、骨の健康など体全体のさまざまな機能に影響を与え、いろいろな不調を引き起こします。

エストロゲンは、”体を活動させる交感神経”の働きを抑えたり、”体をリラックスさせる副交感神経”の働きを助ける役割があります。だから、エストロゲンが減るとこのバランスが崩れて交感神経が働きすぎたり、副交感神経が働きにくくなったりします。この自律神経の乱れが、ほてりや寝つきの悪さ、イライラ、不安感など、さまざまな更年期症状の一つの原因になっていると考えられています。

(自律神経のついてはこちらのブログもご参考にしてください)

『プレ更年期』『アフター更年期』って?

女性ホルモンの変化は、更年期が始まる45歳よりも前の30代後半からすでに始まっていることがあります。この35歳くらいから45歳くらいまでの期間を『プレ更年期』と呼び、この時期から体の変化を感じる人もいます。これは、更年期の体の変化が特定の10年間に限られたものではなく、もっと長い期間にわたって少しずつ進むものだ、という考え方です。

更年期が終わるとされる55歳以降は『アフター更年期』と呼ばれることがあり、この頃には女性ホルモンの分泌がほとんどなくなり、更年期の辛さが落ち着いてくると言われています。しかし、エストロゲンが減ることによる、デリケートゾーンの乾燥、骨がもろくなる、コレステロール値が高くなる、動脈硬化が進むなどの変化は、この時期以降もゆっくりと進む可能性があるため、長く健康を保つ事への意識が大切になります。女性ホルモンの影響はとても大きいですね。

このように、更年期は一時的な症状だけでなく、その後の健康にもつながる可能性があるので、年齢に関わらず、早いうちから体の変化に気づき、ケアすることが勧められています。

もしかして更年期?こんな症状はありませんか?

体に現れる主な症状

更年期に現れる体の症状はさまざまです。

 

  • 血管の症状:急に体が熱くなったり(のぼせ、ほてり)、汗が止まらなくなったりする(ホットフラッシュ)のが代表的です。運動したり緊張したりしたわけでもないのに、突然起こるのが特徴です。体が冷えたり、むくんだり、寒気を感じる人もいます。
  • 関節や筋肉の症状:腰痛、関節痛、肩こり、首のこり、手足のしびれ、手足のこわばり、むくみ、筋肉痛などがよく知られています。エストロゲンは骨や関節を健康に保つ働きがあるため、これが減るとこれらの症状につながりやすくなります。
  • 全身の症状:疲れやすい、体がだるい、めまい、耳鳴り、頭痛、動悸、息切れなどが挙げられます。
  • 皮膚や粘膜の症状:肌やデリケートゾーンの乾燥や違和感、性交時痛、湿疹、痒み、ドライアイ、ドライマウス(口の渇き)、虫が這うような感覚(蟻走感)などが現れることがあります。
  • 泌尿器の症状:頻繁に尿意を感じる、尿もれ、膀胱炎、排尿のしにくさ、などが考えられます。
  • その他:代謝が落ちることによる体重増加、高血圧、糖尿病、コレステロール値が高くなるなどの生活習慣病リスク増加。骨がもろくなる骨粗鬆症リスクも高まります。

心に現れる主な症状

精神的なつらさも更年期には多く見られます。イライラする、怒りっぽくなる、不安を感じる、気分が落ち込む、憂鬱な気分になる、寝つきが悪い、涙もろくなる、やる気が出ない、物忘れが多くなる、集中力や判断力が落ちるなどが挙げられます。更年期は、ホルモンバランスの変化だけでなく、子供の自立や両親の介護といった生活環境の変化の時期とも重なり、それがストレスとなり精神的に不安定になりやすい時期なのです。

症状は人それぞれ、時期によっても変わる

更年期に現れる不調の程度は、体質、考え方、今の環境でのストレスなどが影響します。日本人女性では、一般的に更年期症状としてよくイメージされる”のぼせ”や”ほてり”、”大量にかく汗”よりも、首や肩の凝り、目の疲れ、物忘れ、疲れやすさなどの症状を訴える人が多いという報告もあります。このことは、更年期症状はホットフラッシュだけではない、という認識を広めることが大切だということを示しています。多くの女性が、これらの比較的「地味な」症状に悩まされながらも、それが更年期によるものだと気付かずにいる可能性があるからです。

症状は年齢とともに変わってくると考えられています。初めのうちは、ホットフラッシュやめまいといった自律神経の症状が出やすく、次にだるさや気分の落ち込みといった精神的な症状が現れ、閉経後はデリケートゾーンの乾燥や骨がもろくなるなどの身体的な症状が目立つ傾向があります。

ただ、これも60歳になってもホットフラッシュで悩まれる方もいらっしゃるので、人それぞれみんな悩みは違うということは大切な考え方です。

体の症状と心の症状は深くつながっています。例えば、夜間のホットフラッシュで眠れなくなり、その睡眠不足がさらにイライラや不安感、憂鬱な気分を悪化させる、という悪循環に陥る事があります。このように、一つの症状が別の症状を引き起こし、全体的な不調を強くする事があるため、心と体のつながりを理解し、その両方をケアする事が重要です。

更年期症状セルフチェックリスト

ご自身の症状が更年期に伴うものかどうかの目安として、以下のチェックリストを使ってみてください。気になる症状にチェックを入れて、ご自身の状態を知る手助けにしてくださいね。

症状 全く無い  たまにある よくある  いつもある

顔や上半身がほてる、のぼせる

       

汗が止まらない

       

冷えやむくみを感じる

       
動悸がする、息苦しさを感じる        
めまいや耳鳴りがする        
頭痛がする        
首や肩の凝りがひどい        
腰痛や関節痛がある        
疲労感が強く、体がだるい        

皮膚や粘膜が乾燥する

(ドライアイ、膣乾燥など)

       
頻尿や尿失禁がある        
イライラしたり、怒りっぽくなる        
不安感や気分の落ち込みがある        
寝つきが悪い、眠りが浅い(不眠)        
物忘れが多くなった、集中力が続かない        
意欲がわかない、無気力に感じる        

※このチェックリストは、ご自身の状態を客観的にみて、必要であれば専門家に相談するきっかけになります。

今日からできる!更年期を快適に過ごすためのセルフケア

更年期に伴う不調を軽くし、快適に過ごすためには、毎日を生活習慣を見直すセルフケアがとても大切です。特に『運動』『食事』『睡眠』は、心と体のバランスを整える基本です。これらの習慣を少しずつ見直す事で、今のつらさを和らげるだけでなく、将来の健康寿命を伸ばすことにもつながります。

食生活を見直す:体の中からバランスを整える

食事は、体の内側から更年期のバランスを整える上で欠かせません。特定の食べ物ばかりではなく、栄養のバランスを考えた食事が大切です。

積極的に摂りたい栄養素

  • タンパク質:筋肉だけでなく、肌、髪、爪、ホルモン、酵素など、体のあらゆる部分を作るのに必要不可欠です。更年期はこれらが衰えやすいので、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などをバランスよく摂って、積極的に補給する事が勧められています。
  • カルシウムとビタミンD:エストロゲンが減る事で骨がもろくなりやすいので、骨粗しょう症の予防に欠かせない栄養素です。カルシウムは乳製品、豆腐などの大豆製品、ほうれん草などの緑の濃い野菜など、ビタミンDはきのこ類、サケ、マグロ、サバ、そしてなにより日光を浴びる事で摂ることができます。
  • オメガ3脂肪酸:青魚に多く含まれ、気分を明るくしたり、不安を和らげたりする効果が期待できます。
  • マグネシウム:ナッツや種子類に豊富で、神経をリラックスさせる助けになります。

女性ホルモンと似た働きをする食べ物(植物エストロゲン)

  • 大豆製品:大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た形をしていて、更年期に伴う不調の緩和や美容に良い効果が期待されています(豆腐、豆乳、納豆など)。
  • 亜麻仁油(アマニオイル):リグナンという成分が女性ホルモンに似た働きをすることが知られています。また亜麻仁油はオメガ3脂肪酸でもあります。
  • 黒い食べ物:東洋医学では『腎気』を養うと言われ、「元気」や「生命の源」となるエネルギーを補うことで、更年期のつらさを和らげるのに役立つとされます(黒豆、黒ゴマ、黒キクラゲ、海苔、わかめ、黒米など)。

控えた方が良いもの

  • カフェイン:興奮作用があり、不安や睡眠の質を悪くし、症状を悪化させる可能性があります。
  • 塩分の多い食べ物:高血圧やむくみの原因になることがあります。(ホットフラッシュなどがひどく、汗を大量にかいている場合は塩分の補給も必要になることがあります)
  • 砂糖がたくさん入ったもの:血糖値が急に上がったり下がったりして、気分が不安定になることがあります。(特に精製された砂糖)
  • アルコール:血糖値の変動や睡眠の質の低下につながるので、適度な量に抑えることが勧められています。
  • その他:人工甘味料や食品添加物の多い食べ物なども、腸内環境や血糖値などへの影響がある可能性があります。(脳と腸の関わりについてのブログはこちら)

適度な運動を取り入れる:心も体もリフレッシュ、体力維持

適度な運動は、更年期における心と体のバランスを整え、症状を和らげる上でとても効果的です。

 

運動の良いところ:

  • ホルモンバランスのサポート:適度な運動は血行を良くし、卵巣や脳のホルモンをだす部分に酵素や栄養が届きやすくなることで、エストロゲンの分泌を助ける効果が期待できます。
  • 骨粗しょう症の予防:骨に程よい負荷をかけることで、骨の密度を保ち、強くするのに役立ちます。
  • 筋力・基礎代謝アップ:更年期に落ちやすい筋力や基礎代謝を高め、体重が増えるのを抑える助けとなります。
  • 気分転換と自律神経の調整:運動は自律神経を整え、イライラしたり気分が落ち込んだりする精神的なつらさを和らげます。運動することで、「幸せホルモン」の一つであるβエンドルフィンが分泌され、ストレスや不安な気持ちを軽くし、気分をスッキリさせることができます。特にウォーキングなどの有酸素運動は、血行促進、ストレス解消、寝付きの改善に役立つと言われています。

 

おすすめの運動:

  • 有酸素運動:少し息が上るくらいの運動、例えばウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、ダンスなどが効果的です。心臓や肺の機能を高め、脂肪を燃焼しやすくし、成長ホルモンの分泌も促します。一日に30〜60分、一週間の合計で150分程度が理想です。
  • 筋力トレーニング:スクワット(おすすめ)や腕立てなど。体重が増えるのを抑えたり、骨粗しょう症やサルコペニア(筋肉が減る病気)の予防に役立ちます。特に更年期は足腰の筋力が落ちやすいので、下半身のトレーニングが大切です。

 

続けるためのポイント:

  • 無理なく、楽しみながら始めることが大切です。
  • 毎日の生活の中で、「体を動かす方」を選ぶ意識を持つこと大切です。例えば、エレベーターではなく階段を使う、信号待ちの間に伸びをしてみる、歯磨きをしながら踵を上げ下げしてみる、などちょっとしたことの積み重ねが筋力アップにつながります。週に一回一時間の筋トレよりも、毎日少しずつ続けるほうが効果的で、無理なストレスがかかりません。
  • 更年期の体力作りは、今のつらさを和らげるだけでなく、将来の「寝たきり」を防ぐための土台作りにもなります。このように、毎日の運動は、症状を和らげるだけでなく、人生後半を健康に豊かに過ごすための大切な投資となります。

質の良い睡眠をとる:心と体の回復

質の良い睡眠は、更年期に伴う不調を軽くし、心身の回復には欠かせません。

  • 規則正しい睡眠習慣と環境づくり:毎晩決まった時間に寝る習慣をつけ、寝室の環境を整えましょう。部屋の温度湿度に気を配り、エアコンを上手に使いましょう。
  • お風呂でリラックス:40℃くらいのぬるめのお風呂に15分ほど浸かることで、血行が良くなり、体温が下がりやすくなるため、寝つきが良くなります。体が熱を外に逃し、体の奥の温度や脳の温度を下げることで眠りに入ります。「体を温めてから、冷めていく過程で眠気は訪れる」このため、お風呂は寝る2〜3時間前が理想です。熱すぎるお湯は体を興奮させてしまうので、リラックス効果は薄れます。
  • デジタルデトックス:寝る1時間前にはスマホやテレビは控えましょう。画面の青い光(ブルーライト)は睡眠を妨げることが知られています。寝室を少し暗くしておくのがおすすめです。
  • その他控えるべきもの:カフェインの取りすぎ、お酒やタバコは良い睡眠を妨げる原因となります。

ストレスと上手に付き合う:心を安定させるヒント

更年期は、ホルモンバランスの変化だけでなく、社会や家庭環境の変化もストレスの原因となり、精神的に不安定になりやすい時期です。

  • 深呼吸:イライラしている時は呼吸が浅くなりがちです。「4秒吸って8秒かけて息を吐く」これを1日5分やってみてください。深呼吸を意識することで、自律神経の緊張を和らげ、気持ちを落ち着かせることができます。酸素がしっかり入ってくれば疲れやこりの解消にもつながります。
  • 気分転換:趣味があれば没頭してみる。散歩する、マッサージを受けるなど、なんでもいいです。無理なく自分に合ったリラックス方法を見つけてみてください。
  • 相談する:できれば悩みはお一人で抱え込まず、家族や親しい友人などに話を聞いてもらうだけでも気持ちが少し楽になります。それも難しければ、最近だとチャットGPTなどに悩みを書き込んでみるのも良いかもしれませんね。
  • ポジティブに考える習慣:寝る前に「今日あった良いこと」を3つ挙げる習慣をつけることで、良い情報に意識が向きやすくなり、心の安定につながります。脳には、あるテーマを持つとそれに関連する情報をキャッチする性質があるので、この習慣はイライラや不安な気持ちを減らし、安心して眠りやすくなる効果が期待できます。
  • 「まあ、いっか」を使う:どうしてもネガティブになってしまう時は、無理に良いことを考えなくても大丈夫です。その代わりに「まあいっか」と声に出してみましょう。完璧を求めず、今の自分を全て受け入れるこの言葉は、肩の力が抜け、心が楽になる助けとなります。
  • アロマや温活、腸活など:リラックス効果が期待できます。

 

リアルな声:私の妻の更年期体験談

更年期の症状は一人ひとり異なり、「もしかして自分だけかも?」と孤独を感じる方も少なくありません。ここでは私の妻がどのように更年期のつらさと向き合い乗り越えてきたのか、その道のりをご紹介します。

こんな症状で悩んでいました

妻の更年期は、義父の闘病そして死という大きなストレスが重なった2015年49歳の冬に始まりました。当時の心労からか、燃え尽きたように感じていた頃だったと言います。

 

【当時の主な症状】

  • 激しい気分の落ち込み:特にやる気が出ず外出がおっくうで、人と会うのも避けてしまう日が多く続きました(仕事中は不思議と問題がなかったようです)。
  • めまい・立ちくらみ:日常生活に支障が出るほど頻繁に起こりました。
  • 不眠:夜なかなか寝付けない日々が続きました。
  • 動悸:循環器科を受診しましたが、検査は異常なしでした。
  • ホットフラッシュ:急に体が熱くなり、3分ほど滝のような汗が出て、その後冷えを感じるという症状が特徴的でした。
  • むくみ:特に夕方になると足首がひどくむくみ、つらかったそうです。
  • 足の攣り:ふくらはぎから足裏にかけて頻繁に攣っていました。
  • 首肩〜背中の痛み:慢性的なこりや痛みに悩まされていました。

この時期妻は外出するまではつらいものの、一度外に出てしまえば仕事は問題なくこなせました。しかし帰宅すると何も手に付かないほど疲れてしまっていました。周囲からは気づかれにくく、本人も「まだ頑張れる」と無理をしがちだったようです。

試行錯誤の始まり:病院の受診と「頑張り過ぎ」のセルフケア

50歳で閉経を迎えた頃、つらい症状に耐えかねて婦人科を受診。ホルモンバランスの乱れによる更年期障害と診断され大豆イソフラボンサプリ「エクオール」を処方されましたが、残念ながら、これだけでは症状の改善は見られませんでした。

このままではダメだ!という思いから、妻は無理をしてでも体を動かすことを決意。散歩から始めて、ランニング教室にも通い始めました。以前はロードバイクでレースに出るほど本格的にスポーツをしていたこともあり、「動かなければ!」という焦りもあったようです。しかし、当時は水分、電解質、タンパク質が不足していたにもかかわらず、頑張り過ぎてしまったことで、かえってストレスになってしまったようです。マラソン教室は断念しました。後から振り返れば、つらい時期に過度な運動は逆効果だったのかもしれません。

転機になった出会いとアプローチ

体調は50歳のころよりは大分良くなってはいたものの、ホットフラッシュなどの症状は依然としてつらかった2021年2月、ある出会いをきっかけに食事改善を始めました。

まず意識したのは以下の点です。

  • とにかくよく噛んで食べる(50〜100回):これを徹底しました。
  • 脂質のバランスの改善:特にオメガ3脂肪酸を積極的に摂るようにしました。今までの食生活との違いから、最初は一時的にお腹が緩くなることもありましたが、徐々に量を増やしていきました。
  • タンパク質の積極的な補給:毎日の食事で意識して摂るようにしました。

この頃から、首〜肩の痛みが徐々に軽くなってきたと言います。また、コロナ禍で人と会う機会が減り、気持ちが楽になったこともストレス軽減につながったようです。

 

この頃からより具体的な対策を立てていきました。

【主な対策】

  • ストレス軽減:心にかかる負担を減らす方法を探りました。
  • 副腎機能のサポート:ホルモンバランスを整える為のアプローチ(食事や睡眠)を試みました
  • 適度な皮下脂肪の維持:痩せ過ぎは性ホルモンの生成に影響する為、健康的な体脂肪率を目指しました。
  • タンパク質摂取:1日60gを目指し、よく噛むことを徹底しました。
  • 電解質補給:ホットフラッシュで大量に汗をかく為、ナトリウムやマグネシウム、鉄などをしっかり意識して摂るようにしました。具体的には味噌汁やおかずに意識的に自然塩を使うなどの方法を取り入れました。
  • 高炭水化物食を避ける
  • 精製された糖質や食品添加物を避ける
  • カフェインを避ける
  • 良い睡眠のための工夫を徹底

そして現在:わたしが見つけた「元気への道」

これらのアプローチを続けた結果、2022年2月頃には以前と比べて「好調」と言えるほど楽になりました。特に悩んでいたホットフラッシュは減り、気分の落ち込みも少なくなりました。

2023年頃には夏の暑さと共に少しホットフラッシュが出てくることや、たまに足が攣ることはあるものの、過去のようなつらいものではなく、全体的には非常に調子良く過ごせるようになりました。

2025年現在、正直全く更年期症状がないわけではありません。ですが、この時の生活習慣の見直しのおかげで比較的好調を維持できています。

 

妻の体験談は更年期が複合的な要因で起こり、アプローチも多角的である必要があること、そして何よりも「あきらめずに自分に合った方法を見つけること」の大切さを教えてくれます。また同時に近くにいる私を含めて家族が、更年期というものを理解する必要性も感じました。

もし今更年期のつらさに悩んでいる方がいらっしゃれば、この体験談が少しでも希望の光となれば幸いです。

専門家によるサポート:病院での治療

自分でケアしても症状が改善しない場合や、日常生活に大きな支障が出る場合は、専門の病院で診てもらうことが大切です。更年期に伴う不調は、他の病気(糖尿病、甲状腺の病気、メニエール病など)と似ていることもあるので、自分で判断せず、ちゃんとした診断を受けることが重要です。

医療機関での主な治療法

更年期の症状がつらい場合、病院ではいくつかの治療法が考えられます。

  • ホルモン補充療法(HRT):減ってしまった女性ホルモンを薬で補う治療です。ほてりや汗などのつらい症状を和らげるのに効果的だと言われています。飲み薬や貼り薬、塗り薬など、いろいろなタイプがあります。
  • 漢方薬:体全体のバランスを整えることで、症状の改善を目指します。一人ひとりの体質や症状に合わせて、様々な漢方薬が使われます。
  • その他の薬やサプリメント:症状によっては、自律神経の働きを整える薬や、睡眠を助ける薬が使われることもあります。また、大豆イソフラボンから作られる「エクオール」のようなサプリメントも、症状の緩和に役立つ可能性があると言われています。

どの治療法が合うかは、症状の度合いや体の状態によって人それぞれです。また副作用などのリスクを含め、しっかり病院で相談して、ご自身に合った治療法を見つけることが大切です。

新屋カイロプラクティックが更年期に伴う不調に対してできること

新屋カイロプラクティックでは、更年期に伴う体の不調に対して、自律神経のバランスや姿勢の歪みに注目し、皆さんがより快適に毎日を過ごせるようにサポートいたします。

更年期に伴う不調と自律神経の乱れ、姿勢の歪みの関係

更年期で女性ホルモンが減ると、自分で意識しなくても働く「自律神経」のバランスが乱れやすくなります。エストロゲンは、体を活動させる交感神経の働きを抑え、リラックスさせる副交感神経の働きを助ける役目があるため、それが減ると交感神経が活発になりすぎたり、副交感神経が働きにくくなったりして、ほてり、寝付きの悪さ、不安など、さまざまな更年期に伴う不調の一つの原因となります。

さらに、もともと姿勢が歪んでいたり、背骨や骨盤がずれていたりする状態で更年期を迎えると自律神経にさらに負担がかかり、不調が強く出る可能性があります。姿勢が悪いと、背骨から出る神経に影響が出て、自律神経のバランスが乱れることにつながることがあると言われています。体の歪みが骨盤に影響し、子宮を含む骨盤内の臓器にも影響を及ぼすことがあります。

このように、更年期に伴う不調は、単にホルモンバランスの問題だけでなく、自律神経の働きや体の構造的な歪みなど、いくつかの原因が重なって起こることがわかっています。カイロプラクティックでは、これらの体の構造的な問題や神経の働きに焦点を当てることで、病院での治療とは違う視点で、体本来の力を引き出すアプローチを提供します。

背骨・骨盤の調整で自律神経の働きをサポート

カイロプラクティックの施術では、自律神経に影響を与える可能性のある背骨や骨盤のバランスを整えることで、体が本来持っている力を引き出し、更年期に伴う不調を和らげるお手伝いをします。

背骨や骨盤のバランスを整えることで、体が持つ自然な回復力をサポートし、神経の働きがスムーズになるようお手伝いします。骨格が整うことで、自律神経のバランスが整い、交感神経と副交感神経の活動がより適切になることが研究でも示唆されています。

カイロプラクティックが引き出す「自然治癒力」

カイロプラクティックは薬に頼らず、体が本来持っている回復力を最大限に引き出すことを目指しています。骨格の歪みを整え、自律神経のバランスをサポートすることで、内臓の働きがスムーズになり、新陳代謝が活発になり、老廃物を排出する機能も高まります。これにより、更年期に伴う不調が自然と和らぎ、快適な生活を取り戻せるようお手伝いをします。

 

※当院では更年期障害の「治療」は行なっておりません。症状がひどい場合はまずは医療機関を受診してください。

新屋カイロプラクティックでの具体的な施術内容

新屋カイロプラクティックでは、更年期に伴う不調でお悩みの方に、次のような具体的なアプローチを提供しています。

  • 丁寧なカウンセリングと検査:じっくりとお話を伺い、独自の検査で、お客様の体の状態や自律神経のバランス、背骨の歪みなどを詳しく確認いたします。
  • 正確で丁寧な施術:背骨や骨格、または筋肉などを整え、神経の伝達をスムーズにすることで、体が本来持っている機能を促します。
  • 姿勢指導・生活習慣のアドバイス:施術だけでなく、日常生活での姿勢のアドバイスや、食事、睡眠、ストレスとの付き合い方に関するアドバイスも行い、不調の再発を防ぎ、根本的な体のバランスの調整を目指します。
  • 運動との組み合わせ:カイロプラクティックの施術と、ウォーキングなどの適度な運動を組み合わせることで、より自律神経のバランスを整えることが期待できます。これはカイロプラクティックが体の構造を整え、運動がその機能を高めるという、相乗効果によるものです。

カイロプラクティックは、更年期に伴う不調に対して、体の構造と神経の働きという側面からアプローチし、自然な回復力を高めることを目指します。若い頃から神経の働きをサポートし、背骨や骨盤を良い状態に保っておくことは、更年期に大きな問題とならないようにするために大切だと考えられます。これはカイロプラクティックが単なる体のケアだけでなく、長く健康を保つことや、不調の予防にも役立つ可能性を示しています。

おわりに:更年期を新しいスタートラインに

更年期は、女性にとって大きな変化の時期であり、体や心のさまざまな不調に悩まされることも少なくありません。しかし、この時期は決して「我慢の時」ではありません。むしろ、これからの人生後半を健康で生き生きと過ごすための「ターニングポイント」であり、自分の体と向き合い、生活習慣を見直す良い機会でもあります。

一人で抱え込まず、正しい知識を知り、自分でできるケアを実践し、そして必要な時にはプロの助けを求めることが、更年期を快適に乗り越える鍵となります。新屋カイロプラクティックでは、皆さんが更年期をネガティブに捉えることなく、生きがいを持って毎日を過ごせるよう、体のバランスを整えるお手伝いをいたします。つらい時はいつでもご相談ください。私たちは、皆さんが更年期を新しいスタートラインとして、さらに輝けるように全力で応援します!

広島県福山市春日町7-5-14

新屋カイロプラクティック

084-943-2621